sadadadの読書日記

読書した本のまとめ、読後所感、考えたこと



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2011-01-01から1年間の記事一覧

やりかけのものを終わらせるために考えるべき5つのこと

誰にでも一つや二つは塩漬けになっている「やり終えていないもの」があると思います。なぜ、やり終えることができないのか。そこには、環境や構造に問題がある、継続する意志が弱い、目標が高すぎた等などの『理由』があるからです。理由は上げ始めればキリ…

安定感は健全な身体からしか生まれない - 運動のススメ

運動をしなければ健康な身体を維持することができないことはみんなが知っています。しかしながら運動には、それを職業としていない限り、仕事のようにノルマがありません。ですから、その分疎かになりがちです。なかなか継続できないのもそれが理由かもしれ…

継続するために必要なのは「公平さ」を保つことだけ

恣意的に一方だけを有利にするような判定をすれば根底となる基盤を揺るがしかねません。不公平が世の中に増えてくれば基盤が弱くなり縮小しはじめます。不公平が過ぎれば不公平な状況すら保つことができなくなり、限度を超えれば基盤すら崩壊させてしまうこ…

熟練した職人さんは毎日違うことをしている

どのようなことであっても不慣れなことをやる際にはエラーが発生するものです。その原因は、不慣れなことは状況を理解するだけでも多くの労力を費やすことになり一杯一杯になりやすいからです。そんな不慣れな状況も繰り返すことで徐々にエラーは少なくなっ…

為末大が語る自己分析しても何も出てこない人へ伝えたいこと

自己分析で悩んでいる人も多いと思います。悩んだあげくに、自分勝手な願望でハリボテを作り始めしまう人もいます。ああでもないこうでもないとハリボテを作ることは楽しいものですが、自分をありもしないハリボテで塗り固めてしまっては、ハリボテを繕う負…

自分の答えは書き続けることで見えてくる

知識を自分の中に取り込むために、「読む」ことだけでは不充分です。自分がどのように考えているのかは、頭の中だけで把握しきることはできません。いわゆる知識を使えるレベルにするためには、やはり何らかの形で自分なりに「まとめる」ことが不可欠です。…

ピーターの法則で学ぶ「壁は乗り越えるほどに強くなる理由」

『ピーターの法則』は、組織における汎用性の法則です。言い換えれば、組織内の人が一人残らずそれぞれに能力を伸展させなければ組織は有効に機能しなくなるという法則です。なぜなら能力が同じままで地位だけが上昇してしまえば、それぞれの地位において無…

空気に飲み込まれないために知っておくべきこと

みんなを代表する「空気」は、いつも多数派を装います。みんなそう考えているから、みんなの意見だから、みんながそうしているから、そんな空気を漂わせて空気の中に個人を取り込んでいきます。確かに同じ空気を吸えば、空気は共有できるかもしれませんが、…

渡邉美樹が語る「ボランティアはさせてもらうものである」の意味

ボランティア活動は多くを求められますが、それを続けることは非常に難しい現実があります。なぜなら、ボランティアを維持するためには、ボランティアを提供する人に余裕がなければならないからです。そんな余裕は、ボランティア以外のところから引っ張って…

情報は集めれば集めるほどに判断できなくなる

情報は集めれば集めるほど判断ができなくなります。必要性の疑わしい情報に埋もれてしまえば混乱するだけですし、集めることに傾倒することで事態を収拾させる力を削ぐことにも繋がります。とりあえずな情報を集めるということは被害拡大させる要因にもなる…

情報に左右される6つの特性と、左右されないためにすべき3つのこと

現代は情報媒体の多様化により装置さえあれば情報はすぐに手に入ります。しかし、情報を発信する側については玉石混合ですので、信頼の置けるフィルタの役割を果たすものがない限り、どの情報にどのくらいの信頼がおけるのかが非常に分かりにくい状況でもあ…

長谷部誠が教えてくれた自分自身に打ち勝つ唯一の方法

何か嫌なこと、不利益なことが起こったときに他人を責めるか、自分を責めるかの2つに分かれます。他人を責める人は、『自分は悪くない相手が悪い』と決め付けて自分で自分を肯定します。一方で、自分を責める人は、『相手は悪くない自分が悪い』と決め付け…

ACから学んだ『こだまの法則』

最近ACの広告が頻繁に流れています。そんな広告の中で、言葉を言えば同じ言葉が返す『こだま』の存在についてハッとさせられることがありました。おはようと言えばおはようが返ってくる、もう遊ばないといえばもう遊ばないと返ってくる、ごめんねといえば…

混乱しているときに考えるべきは混ぜることよりも組み合わせること

日本では何かと曖昧な部分が多く、明確にしない(されない)場合が多いです。そんな曖昧な部分が増えれば増えるほど、一部の人にしわ寄せがやってきます。そして、守備範囲が広くなり、負担が一部に偏ります。そうなれば、何となく集まってしまえば、何とな…

本当に安心する場所を作るためにすべきこと

昔の時代のロールプレイングゲームは、敵を倒して経験値を稼ぎ、稼いだお金で装備を揃えてボスを倒すという体力勝負の単純なものでした。最近では各種の属性や耐性などの体力以外の要素が盛り込まれ、いかに相手の力を押さえ込み、自分の力をフル活用できる…

今だから見直したい「ゆとり」の重要性

少ない情報の中で、がんばれば何とかなると心に言い聞かせ、必至に時間と労力をかけても、行き先が間違っていては話になりません。しかし、現場にいる人では目の前のことで精一杯になっているため、現状を打開する一手を思いつくのは困難を極めます。そうい…

考えるべきは疲れる前に息を休めること

当たり前ですが、人が生きるためには常に呼吸をしなければなりません。この呼吸に異常が発生すれば体全体に支障をきたすことは容易に想像できます。しかしながら、呼吸が乱れていることに自分から気づく人はあまりいません。呼吸は重要であるがゆえに無意識…

苦しいときこそ分け合わなければならないと思う理由

基本的に仕事は何らかのコミュニティ(会社、団体などの組織)で行います。そんな仕事の報酬はまずコミュニティで受け取り、その後に個々人に再配分される形を採ります。コミュニティにいる限り報酬は何らかの形でコミュニティ内でシェアしなければなりませ…

こんなときこそ必要なメンタルタフネスの磨き方

ご時勢がご時勢ですから不安を抱えている人も多いと思います。そんな漠然とした不安には「自分自身が作り出している不安」が含まれていることは知っておく必要があります。人は不安にならないために不安になる自分を隠します。そして自分の中にある不安を正…

残業しないための仕事術 - ワークライフバランスを達成するためにすべき5つのこと

残業や休日出勤で仕事を片付けることは何も悪いことではありません。しかし、そうせざるを得ない状況が何故発生したのかは考える必要があります。その場しのぎの場当たり的な仕事を続けていても、残業しなければならない体質を本質的に改善することなどでき…

世界の食糧問題を解決する野菜工場の可能性

野菜工場は、いままでの農業のあり方を根本的に変えようとしています。露地栽培とは違い、野菜工場は密閉施設で天候の影響を受けません。決まった生産サイクルで生産される野菜は、年間を通して安定した生産とコストで食料事情を支えることができます。また…

自己分析することでしか根本的な不安は解消できない

先が見えにくい時代ですから、安心、安全、安定を選択する人が増えてきてもおかしくはありません。しかし、それらを求めるために支払うツケはどのくらいになるのかは知っておく必要があります。安心、安全、安定を求めることは、不確実性を排し、変化を忌み…

男子家事で知った誰でもできる家事を省力化する方法

毎日やらなければならない家事にかかる時間と労力は合計すると相当なものです。毎日、絶え間なくやらなければならないルーチンワークの代表格ですから、これを見直して省力化することは人生において大きな余裕を与えてくれるものになります。生活全般の質を…

イチローに学ぶ自分を上手にコントロールする方法

普段からあまり釣りをしない人は、釣れないとイライラして気疲れしてしまいます。一方で真の釣り人は、手間暇かけて仕掛けを作り、長時間の釣果待ちに耐え、たとえボウズであっても、その現実を素直に受け入れます。なぜなら、彼らは、釣れるかどうかを人間…

コストコに学ぶ倉庫管理術 - 貯めれば貯めるほど不安になる理由

コストコホールセールはアメリカに生まれの大型会員制の倉庫店です。パレットに乗っている商品をそのまま大型の倉庫に並べて販売し、管理や陳列にかかるコストなどを抑えるなど薄利多売で資産回転率を加速させることで利益を上げている米国の企業です。その…

サラリーマンに伝えたい『多読』のススメ

サラリーマンは恵まれた環境など与えられないことなど日常茶飯事です。どんなに努力をして成果を挙げようにも、障害だらけで身動きが取れず、何とか妥協しながら期限内に仕上げても、状況を加味せず見事に突っ込まれて、責任を背負わされることもしばしばで…

よく噛んで食べるといろいろな意味でおいしい

一昔前はよく噛んで、ゆっくり食べることは躾にされていました。しかしながら最近ではファーストフードから始まり美食に至るまで柔らかい食べ物が横行し、食べ方についても早食い、大食い、ダラダラ食いが広がっています。食べるものや食べ方に対しての関心…

遊ぶことしか自分の可能性は引き出せない

唯一の正解に向かって我慢しながら進んでいくというのが今までの一般的な考え方でした。しかしながら、正解が多様化する時代になった今では、方向性を誤ればどんなに我慢をしようが報われない現実が存在しています。そんな報われないかもしれない時代には、…

チーズの良さを知らない人は勿体ないと思うわけ

紀元前4000年前からミルクは栄養価、栄養バランスが共に高い飲み物として親しまれてきました。しかし、ミルクは保存性に欠けており、液体のため運搬にも不便なものでした。そこで、ミルクから水分を抜いて保存性と運搬性を高めた『チーズ』が生まれたのです…

どんなに悔しくても仕返しは絶対にしない方がいいと思う理由

世の中、嫌なことは日々起こるものです。しかし、嫌なことに引っ張られて自分を見失ってしまえば、視野が狭窄し始め、合理性を失い、自己犠牲についても厭わなくなってしまえば悲劇的な結末に向かい始めます。生活環境も荒れ始め、健康を害することも気にせ…