sadadadの読書日記

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こんなときこそ必要なメンタルタフネスの磨き方

ご時勢がご時勢ですから不安を抱えている人も多いと思います。そんな漠然とした不安には「自分自身が作り出している不安」が含まれていることは知っておく必要があります。人は不安にならないために不安になる自分を隠します。そして自分の中にある不安を正当化するために、都合の悪い事実は無視し、都合の良い事実ばかり集めたがるのです。しかし、そんなことをしても本質的な不安を解消することには至りません。自分が作った不安に自分自身が向き合わねば不安は永遠に消えることはないのです。

成功と幸せのための4つのエネルギー管理術―メンタル・タフネス

成功と幸せのための4つのエネルギー管理術―メンタル・タフネス

1 不安の種は何処にあるのか

不安の種は自分の見たいように事実を見ることから生まれます。集めた事実が偏るということは、判断するための材料にも偏りが生まれるということです。当然、結果は予想を超えてくる可能性は否定できません。つまり、不安は自分勝手な期待から膨らんでいくともいえるのです。結果として残念な結果を突きつけれても『そんなはずはない』と憤り、思考停止になり、仕方が無かったと諦めに入り、誰かが悪いと責任転嫁をしたり、ありもしない理由を探し始めたりします。自分の歪んだメガネを直さなければ永遠に不安は消えるはずがありません。

望む事柄は真実のように思え、望まない事柄は私達を激怒させる。
アンドレ・モロワ

2 メンタルタフネスとは事実を受け入れる力のこと

不安の種は見ようと思えば見えるところにいつでもあります。そんな種を取り除くには、なにより事実を事実のまま直視することに他なりません。都合の良い事実を過大評価するのではなく、都合の悪い事実を過小評価することもなく、それを真正面から見ることができる自分を用意することです。事実を受け入れずに思い悩むよりも、事実を素直に受け入れて建設的に対応する方が不安は軽減されるはずです。メンタルタフネスとは事実を受け入れる力に他なりません。

3 注意を向けるえきは「できないこと」ではなく「すべきこと」

  • 不安がる人は単純なことを複雑に考える。
  • 普通の人は単純なことを単純に、複雑なことを複雑に考える。
  • 不安がらない人は複雑なことを単純に考える。

不安な自分はいくら外側から肯定しても無駄です。内側から肯定しなければ不安は消えません。それができるのは、自分自身だけです。不安が入り込む余地は自分自身が潰していくしかありません。注意を向けるべきは「できないこと」ではなく「すべきこと」です。問題を冷静に見つめ、事実をかき集めて直視し、主観的な観測を抜いて判断し、やるべきことをやればやるほど不安は退いていきます。まずは自分の手元を見ることです。そこにあるものが、あなたのすべきことです。


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