sadadadの読書日記

読書した本のまとめ、読後所感、考えたこと



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2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

更正のあり方を変えれば犯罪は減る

懲役刑の目的を知っていますか。受刑者に規則正しい勤労生活を行わせ『1.健康を維持すること』、『2.勤労精神を養成』、『3.規律ある生活態度の自覚』、『4.共同生活における自己の役割・責任の自覚』、『5.職業的知識及び技能を付与する』ことで…

弱い人ほど相手を許すことができない

一回でもレールを踏み外すと社会的に烙印を押され、封殺され、永遠に苦しめられる。そんな社会ではリスクを負ってチャレンジするプレッシャーが半端なものではありません。ましてやリターンにおいてはリスクを負っていない人が群がってくるとなれば、生きて…

多くを欲する者はつねに多くを必要とする

人生は生まれた時や場所により左右されます。同程度の素養を持った人でも生まれが10年異なれば歩む人生がまったく異なったものになりますし、同じ時代でも生まれがアフリカの大平原とアメリカのニューヨークなら同様のことが言えます。その時や場所で使え…

意図的にゆっくりやった方が上手に出来る理由

デスクの上に沢山の書類が重なり、いくら努力しても次から次へと積み重ねられる。なんとかして仕事を終わらせようとペースを上げてみたところで、すぐに息切れして一時的なもので終わってしまう。そしてまたいつものペースで机の上で終わりの無い戦いを繰り…

指導力はどうやって鍛えることができるのか

とりあえず長時間拘束して、意味があるか分からないトレーニングでも繰り返えせば何かしらの成果はあがるものです。もっといろんなトレーニングをすれば・・・、もっと長い時間トレーニングをすれば・・・、もっと負荷の高いトレーニングをすれば・・・成果…

マネジメントしなければ集まりは維持できない

マネジメントの歴史は古く旧約聖書にも記されています。十戒で有名なモーセは、エジプトで奴隷生活を強いられていたイスラエルの民を導き解放した時のお話です。イスラエルの民は荒野を旅する中で多くの問題に遭遇します。飲料水、食糧の不足を原因に様々な…

継続は力なりを自分のものにするために考えるべきこと

未来の自分は今の自分と比べて変化があるでしょうか。変化が無いと答えた人はたぶん変化はしないと思います。しかし、大きく変える意思があるなら1ヶ月とは言わないまでも1年365日の時間があれば人生を転換してしまうことが出来ます。それを可能にする…

整理された環境は合理性を好む

他人には雑然としたように見えても自分にとって使いやすい環境であるならばそれは整理がなされているということです。整理の目的はあくまでも動きやすい環境を作ることであるべきです。ただ、殆どの人がその事実を無視して見た目をキレイにすることを整理と…

合理的な判断はできないと思う方が合理的になれる

合理的な判断するためには合理的に判断するに足る情報を揃えなければなりません。その情報が誤っていたり、偏っていれば合理的な判断などできませんので、殆どの場合その前提条件を揃えることができずに誤まった判断をしてしまうことが殆どです。局所的には…

あなたの財布にお金が貯まらない理由

当然ですが価値を知らないものには、価値判断が出来ません。すぐに散財してしまうのは、価値をうまく取り扱えていないからに尽きます。人は身の丈に応じたことしか出来ません。一時的に取り扱える能力以上の価値を与えられたとしても、それを適正に使いこな…

怒らずに叱る、甘やかさずに褒める教育法

人の成長の基本は正確に評価がなされることが前提です。考えるべきは、「いつ」、「どこで」、「なにを」適切に評価することなのです。評価に対しては正当性が常に求められます。歪んだ評価基準では思考回路をポジティブにすることはできませんし、納得でき…

常識を疑っていくことは非常識ではない

社会に暮らす人は誰しも様々な概念、規則の中で生活をしています。言い換えれば、それらの色眼鏡を通して『当たり前』と言われる社会を作っているとも言えます。当たり前を毎回繰り返せば、当然その当たり前には厚みが増してきます。いくら知識、経験が増え…

疑問を感じない人には何も学べない

前者が学ぶ姿勢、後者は教えてもらう姿勢です。そもそも「学ぶ」の語源は「真似ぶ」です。学ぶことは相手の言ったこと、やったことを真似ることから始まります。当初は技術的に鵜呑みにしなければならない部分もありますが、真似ようと思った動機の主体性は…

上手に自己主張するために考えるべきこと

社会にはいろんな合意が存在します。いろんな人がいろんな人に対して合意をしているから当然といえば当然です。この合意は主張と主張が折り合ったところに存在し、その落としどころの殆どは議論という形で決まります。この合意が揺らいでいればそれを支える…

大人と子供のメリットデメリット

若年者を子ども扱いして『任せない』状態はいつの時代も存在しています。責任と権利の委譲が進まなければ、いつまで経っても子供は大人にならず、逆に大人は子供の分の責任だけ引き受けざるを得ない状況になります。責任に耐えかねた大人は責任を放棄し、無…

ルールとは誰のために存在するのか

ルールが変わってしまうと今までの既存の競争が一変します。だからといってルールを変更することがいけないという理由にはなりません。ルール変更はルールが軽視され守られなくなるというのは詭弁です。そもそも既存のルールを守る理由は既得権をもつ人にし…

上手に教えるときに抑えておくべきポイント

人間生きていれば必ず「教えるとき」場面が出てきます。特に年齢を重ねれば重ねるほど経験や知識は増えていきますので教えることができることが増えてきます。それらを教える機会があるかないかだけの話なのです。しかし、教えるということは案外難しいもの…

誰も休むことが出来なくなる理由

迷惑をかけると申し訳ないというのは、休んだ人の代打をしたくないからという言葉の裏返しです。自分だけ休んで残された同僚のことを考えていない人の代わりなどしたくない。だから休むなよというプレッシャーを同僚で掛け合う。それが積もり積もって職場全…

いままでどおりに従って生きる人の考え方

『デフォルト』は意識的に選択肢を絞り込んでしまいます。そのデフォルトは既存の社会においては既得権を持つ人が握っています。決まりごとのほとんどが彼らの作ったもので、その意味を問うことは『その社会においては」認められません。裏を返せば、この『…

押し問答にならないための予防策

言った、言わないの口論になることは良くあることです。そういった押し問答になる最も大きな原因は思考のスピード、つまり情報のイン/アウトのスピードがシンクロさせることに対して注意を払っていないからです。コミュニケーションにはまず、何よりこの意思…

争いごとを根本から解決させるのに必要なもの

民族が違う、宗教が違う、言語が違う。それは根本的な争いの理由ではありません。お互い交流を図り、理解を深めていくことで認め合うことができなくもないハードルです。乗り越えられない壁は利益、利権なのです。過去を争いを見てみると経済的な原因が争い…

そもそも教育は誰のためにするのか

公教育に不足を感じ、なんらかの形で教育を補わなければ通用しないと考えている人は多いです。学習塾をはじめ、英会話学校や各種習い事等、教育関連には多額の投資がなされています。しかし、その投資が教育界にとっては利益になるかもしれませんが、個人に…

平等は中抜きを考えている人の言い訳

平均値よりも下の人が他人のフレームの力で平等のラインまで引き上げられることは社会全体の活力を削ぐことになります。なぜなら『今の」環境に適応している状況にぶら下がったとしても環境が変化してしまえばぶら下がることが出来なくなるからです。平等と…