sadadadの読書日記

読書した本のまとめ、読後所感、考えたこと



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考え方

自分の答えは書き続けることで見えてくる

知識を自分の中に取り込むために、「読む」ことだけでは不充分です。自分がどのように考えているのかは、頭の中だけで把握しきることはできません。いわゆる知識を使えるレベルにするためには、やはり何らかの形で自分なりに「まとめる」ことが不可欠です。…

ピーターの法則で学ぶ「壁は乗り越えるほどに強くなる理由」

『ピーターの法則』は、組織における汎用性の法則です。言い換えれば、組織内の人が一人残らずそれぞれに能力を伸展させなければ組織は有効に機能しなくなるという法則です。なぜなら能力が同じままで地位だけが上昇してしまえば、それぞれの地位において無…

空気に飲み込まれないために知っておくべきこと

みんなを代表する「空気」は、いつも多数派を装います。みんなそう考えているから、みんなの意見だから、みんながそうしているから、そんな空気を漂わせて空気の中に個人を取り込んでいきます。確かに同じ空気を吸えば、空気は共有できるかもしれませんが、…

渡邉美樹が語る「ボランティアはさせてもらうものである」の意味

ボランティア活動は多くを求められますが、それを続けることは非常に難しい現実があります。なぜなら、ボランティアを維持するためには、ボランティアを提供する人に余裕がなければならないからです。そんな余裕は、ボランティア以外のところから引っ張って…

情報は集めれば集めるほどに判断できなくなる

情報は集めれば集めるほど判断ができなくなります。必要性の疑わしい情報に埋もれてしまえば混乱するだけですし、集めることに傾倒することで事態を収拾させる力を削ぐことにも繋がります。とりあえずな情報を集めるということは被害拡大させる要因にもなる…

情報に左右される6つの特性と、左右されないためにすべき3つのこと

現代は情報媒体の多様化により装置さえあれば情報はすぐに手に入ります。しかし、情報を発信する側については玉石混合ですので、信頼の置けるフィルタの役割を果たすものがない限り、どの情報にどのくらいの信頼がおけるのかが非常に分かりにくい状況でもあ…

長谷部誠が教えてくれた自分自身に打ち勝つ唯一の方法

何か嫌なこと、不利益なことが起こったときに他人を責めるか、自分を責めるかの2つに分かれます。他人を責める人は、『自分は悪くない相手が悪い』と決め付けて自分で自分を肯定します。一方で、自分を責める人は、『相手は悪くない自分が悪い』と決め付け…

ACから学んだ『こだまの法則』

最近ACの広告が頻繁に流れています。そんな広告の中で、言葉を言えば同じ言葉が返す『こだま』の存在についてハッとさせられることがありました。おはようと言えばおはようが返ってくる、もう遊ばないといえばもう遊ばないと返ってくる、ごめんねといえば…

混乱しているときに考えるべきは混ぜることよりも組み合わせること

日本では何かと曖昧な部分が多く、明確にしない(されない)場合が多いです。そんな曖昧な部分が増えれば増えるほど、一部の人にしわ寄せがやってきます。そして、守備範囲が広くなり、負担が一部に偏ります。そうなれば、何となく集まってしまえば、何とな…

本当に安心する場所を作るためにすべきこと

昔の時代のロールプレイングゲームは、敵を倒して経験値を稼ぎ、稼いだお金で装備を揃えてボスを倒すという体力勝負の単純なものでした。最近では各種の属性や耐性などの体力以外の要素が盛り込まれ、いかに相手の力を押さえ込み、自分の力をフル活用できる…

今だから見直したい「ゆとり」の重要性

少ない情報の中で、がんばれば何とかなると心に言い聞かせ、必至に時間と労力をかけても、行き先が間違っていては話になりません。しかし、現場にいる人では目の前のことで精一杯になっているため、現状を打開する一手を思いつくのは困難を極めます。そうい…

苦しいときこそ分け合わなければならないと思う理由

基本的に仕事は何らかのコミュニティ(会社、団体などの組織)で行います。そんな仕事の報酬はまずコミュニティで受け取り、その後に個々人に再配分される形を採ります。コミュニティにいる限り報酬は何らかの形でコミュニティ内でシェアしなければなりませ…

こんなときこそ必要なメンタルタフネスの磨き方

ご時勢がご時勢ですから不安を抱えている人も多いと思います。そんな漠然とした不安には「自分自身が作り出している不安」が含まれていることは知っておく必要があります。人は不安にならないために不安になる自分を隠します。そして自分の中にある不安を正…

自己分析することでしか根本的な不安は解消できない

先が見えにくい時代ですから、安心、安全、安定を選択する人が増えてきてもおかしくはありません。しかし、それらを求めるために支払うツケはどのくらいになるのかは知っておく必要があります。安心、安全、安定を求めることは、不確実性を排し、変化を忌み…

イチローに学ぶ自分を上手にコントロールする方法

普段からあまり釣りをしない人は、釣れないとイライラして気疲れしてしまいます。一方で真の釣り人は、手間暇かけて仕掛けを作り、長時間の釣果待ちに耐え、たとえボウズであっても、その現実を素直に受け入れます。なぜなら、彼らは、釣れるかどうかを人間…

コストコに学ぶ倉庫管理術 - 貯めれば貯めるほど不安になる理由

コストコホールセールはアメリカに生まれの大型会員制の倉庫店です。パレットに乗っている商品をそのまま大型の倉庫に並べて販売し、管理や陳列にかかるコストなどを抑えるなど薄利多売で資産回転率を加速させることで利益を上げている米国の企業です。その…

どんなに悔しくても仕返しは絶対にしない方がいいと思う理由

世の中、嫌なことは日々起こるものです。しかし、嫌なことに引っ張られて自分を見失ってしまえば、視野が狭窄し始め、合理性を失い、自己犠牲についても厭わなくなってしまえば悲劇的な結末に向かい始めます。生活環境も荒れ始め、健康を害することも気にせ…

ビートたけしが教えてくれた優しさには根性が必要なわけ

最近、若い人たちを中心に表向きの対立を回避する「やさしい」関係が広がっていますが、その裏にある「やさしくない」努力についてはあまり触れられません。やさしさを担保するためには遠慮、配慮、思慮に守られた聖域を守る必要があります。そんな聖域を守…

嫌われないために動くほど嫌われるわけ

嫌われたくないという気持ちは誰もが持っているものですが、嫌われたくないと思っても考え方や思想が反対を向いていれば必ず嫌われます。そんな反対層からの批判に耳を傾けることは重要ですが、安易に批判に迎合すれば、支持していた層から批判を受けます。…

人は食べ方で体型も考え方も変わる生き物である

人が生きるためには必ず食べなければなりません。しかし、現在では限度を超えた食に対する欲求から肥満が増え、それに伴う疾患も蔓延している状態です。食べることにより命を縮めてしまうことはまさに本末転倒です。野生動物は本能として食べられる分しか食…

万物は流転する - 知っておきたい「作用反作用の理論」

消費者が声高にいろいろ求めれば、それに応じて生産者はその求められたものを支えるために奔走しなければなりません。しかしながら、この生産者が負担したコストを最終的に誰が支払うかといえば消費者そのものです。つまり、声高に求めれば求めるほどに自分…

失敗は絶対に非難しない方がいいと思う理由

最近は、失敗に対して非常に敏感になっている雰囲気が蔓延しています。その裏には、小さな失敗であっても鬼の首を取ったように勇ましく失敗を糾弾する人が増えている背景があります。たしかに失敗を非難することは「正義のため」には必要かもしれませんが、…

いい言葉こそ人を変える力になる

自分からは何もせず、人に頼るばかりで無気力な毎日を過ごしている人が増えてきているそうです。そんな人たちが増えている背景には、何があるのでしょうか。そもそも、なぜそのようになってしまったのでしょうか。やる気のない人たちの周辺を探ってみること…

それでも、やっぱり体育会系が強いわけ

最近は質を追い求めることはあっても量を追い求めることはあまり為されません。うまくやることばかりに目が行き、できるだけ少ない労力で高い成果を得ることばかりを追求してきたからです。その結果、体力そのものが低下してしまったのです。よほど才能だけ…

世の中は分ければ分けるほど楽しめる

ラムシン、マルシン、ヒウチ、クラシタ。あまり聞いたことないような名前だと思いますが、実はこれ全部、牛肉の部位の名前です。昔は肉といえばカルビ・ロース・タンぐらいしかありませんでしたが、最近になって希少部位という高級肉が出てきているのです。…

本当の自信を得るために必要なものは何なのか?

人生なかなかうまくいかず、自信が持てないと嘆いておられる方も多いと思います。しかし、うまくいかないことに対して諦めた行動をとっていれば、結局、嘆き続ける羽目になるだけです。ほとんどの場合、うまくいっていない理由は目の前にあります。見えてい…

量は全てを凌駕する - 究極の鍛錬法

この世の中、理屈だけでは答えは出ないことは沢山あります。複雑な感情や理不尽なルールに阻まれて合理的な判断も足元から崩されることは良くあることです。だからといって諦めてばかりいてもしかたがありません。理屈で上手く行かないときはどうすればいい…

強運を味方につけるためにすべきこと

世の中には常に運の要素が作用しています。どんなに努力しても運が悪ければ失敗しますし、逆に運が良ければ、たいした努力もしていないのに成功したりします。そんな運を引き寄せるためにすべきことは、運に対して期待したり、邪険にしたりしないということ…

アメとムチはいずれ効かなくなる理由

「アメとムチの理論」は世間一般で広く受け入れられています。しかし、実際はアメとムチの理論は成長にとってむしろ害であることが知られています。それでもなお、アメとムチの理論が語られるのには訳があります。アメとムチを使う側にメリットがあるからで…

考えるべきは考えることではない

机上や練習の時に優秀な成績を納めていた人が、いざ現場や本番になると役に立たなくなるということは良くあります。急に役に立たなくなるのは理想と現実の乖離を修正することができないからに他なりません。現実に起こることは常に予想できない要素を含んで…