sadadadの読書日記

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考えるべきは努力しなくてもいい仕組み

常識や習慣は社会に適応する形で生まれます。そんな常識や習慣が偏った一部の人によって作り上げられたらどうなるのでしょうか。努力しなくてもいいことを努力させるようになり、努力しなければならないことを努力させないような歪んだ社会が形成されます。そういった社会はその一部の人にとっては心地良いものであるかもしれませんが、全体の幸せといった意味で大きなマイナスであることには変わりありません。

努力しない生き方 (集英社新書)

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1 あなたの常識はわたしの制限である

常識はある意味で既存の社会を肯定させるために作られた仕組みとも言えます。同じ常識や習慣を共有すれば社会が安定化させることができます。裏を返せば安定化させることはその場所に押し留めておくことでもあり、繋がれた鎖とも言えます。新しいことを始めるとき、今までと異なることをするときにおいては大きな抵抗勢力になるのです。なかなか前に進んでいくことができないのは、いままでの社会、いままでの組織、いままでの自分が原因なのです。

2 制限を振り払うために

そんな制限を取り払うためには『いままで』と一旦距離を置き、もう一度、内なる声に耳を傾けることです。『今のままで良いのか』を確かめることで制限を課しているものが何かが分かり始めます。そして自らの思いを妨げているものを一つ一つ剥いでいくために何をしたらいいのかを建設的に考えることです。そういった行為は自分にとっては『努力している』つもりでも、『いままで』の人からすれば『努力していない』と捉えられることが多い。異端児扱いをうけてまでそこまで努力しなくても今までに迎合すればいいという選択肢もありますが、自分の思いを押し殺してまでいままでに従う人が今後の未来を作っていけるとは到底思えません。

3 より簡単に、より楽しく、より便利に

ストレートに自分を表現できる土壌を作るためにはまず、鎖を解かなければなりません。鎖自体は群れのルールを規定するものなので外した時点で無法者として捉えられるか、群れから外されます。一人で立てるほどのバックボーンを持っている人はそう多くはありませんのでいきなり鎖を外すことはオススメしません。すべきことは、いままでの仕組みを感じなくしていくことです。いわゆるいままでの仕組みによる拘束力を失わせていくこと、言い換えればより簡単に、より楽しく、より便利になることを共有していくことなのです。鎖の重たさは自分以外の人もなんらか感じているはずです。その気持ちを汲み取って鎖を軽くしていく行為を繰り返していくのです。

4 努力するための努力を作らない

簡単にすること、楽しくすること、便利にすることでさえも、いままでの人からすれば納得できないところがあるかもしれません。しかしそれは心理的な縛りに囚われているだけです。実際に簡単に、楽しく、便利になれば誰だって喜ぶはずです。ですから努力すべきはいままでを追従する方向ではなく、いかに簡単に、楽しく、便利するかを考えてくことに尽きるのです。なるべく努力自体を少なくするための努力は怠らないことです。

5 努力しなくてもいい仕組みの作り方

1 ルーチンワークにしてもいいものとそうでないものを分ける。
2 ルーチンワークのフレームを作る。
3 フレームを拡大して対象範囲を増やしていく。
4 フレームを共有する。
5 共有したフレームを管理する。

現状よりも生産性の向上が見込めるなら、その努力しないための努力は、費やした労力以上の見返りがあるはずです。生産性は上がれば上がるほど、一人一人が生み出す価値も高まっていきます。『苦労は買ってでもしなさい』というコトワザもありますが、買う価値のない苦労など買う必要はありません。大切なのは、『努力しないための努力は惜しまない』なのです。


怠けていても食えるような人間になれ
京極夏彦

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