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sadadadの読書日記

読書した本のまとめ、読後所感、考えたこと



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争いごとを根本から解決させるのに必要なもの

考え方

民族が違う、宗教が違う、言語が違う。それは根本的な争いの理由ではありません。お互い交流を図り、理解を深めていくことで認め合うことができなくもないハードルです。乗り越えられない壁は利益、利権なのです。過去を争いを見てみると経済的な原因が争いの原因になっていることが殆どです。利権構造を固定化させるために利権を奪い合うことで大抵の争いは起こるのです。争いの理由は内外問わずです。自分の利益だけを大きくしようとすれば必ず分離独立を望み軋轢を生むのです。いずれにしても利益や利権が絡めば問題は複雑になることは間違いありません。

名著で学ぶ戦争論(日経ビジネス人文庫)

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1 争いは互いの資源を消耗するだけの不毛な行為。

口先だけで平和や友愛を唱えたとしても絶対に解決には至りません。資源にしろ領土にしろ無限にあるわけではないからです。地球上の全ての資源は有限ですから誰かが多く取れば誰かが少なくなる。話し合うこと無しにお互いが睨み合えば、お互いに不信感が募り不毛な紛争に発展してしまいます。豊かな国の独善的な『友愛』論理は飢えている人からみれば、嘲笑どころか怒りを覚えることになることは間違いありません。争いは資源を消耗するだけです。考えるべきは資源や利益の活用方法です。

2 敵を排除したところで根本的な問題は解決しない。

敵を退けても遺恨や憎悪が残ればまたあらたな刃を磨いて襲ってきます。そういった負の力が強ければ強いほど失われる資源は多く、不毛な争いに巻き込まれて行きます。真の敵は大抵それぞれの『内側』にあるものです。内側というのは心理的な度量のことを指します。利益を調整するにはお互いの心理にまで踏み込む必要があります。利権の主張で落としどころを探るのではなく寛容の度合いでお互いの利害を調整しようとすることこそが真の紛争解決にいたる手続きです。

3 自らの『度量』を見せる、そして相手にも『度量』を要求する。

今後も国境を超えて様々な人が行き交うような時代が来ます。その時のために不毛な争いのタネを出来るだけ排除しておくことは地球上にある限られた資源を有効に活用するために必要なことです。未来の紛争を予防する手段は、内に閉じこもり相手への非難と憎悪をぶつけ合うことではなく、テーブルを囲んでお互いの寛容さで解決を図る方が遺恨を残すことなくお互い気持ちのよい解決に至るプロセスなのだと思います。

政治とは、流血を伴わぬ戦争である。
一方、戦争とは、流血を伴う政治である。
毛沢東


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