sadadadの読書日記

読書した本のまとめ、読後所感、考えたこと



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まとまらない考えをうまくまとめる簡単な方法

まとまらないうちに突然話し始めると自分自身が何を話しているのか分からなくなります。自分自身だけでなく相手に対しても混乱を引き起こしてしまい、うまくコミュニケーションをとることができないだけでなく、在らぬ誤解を引き起こす原因にもなります。そうならないためにも、考えを上手にまとめて、適切に伝える術は知っておいて損はありません。



スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則

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自分の考えをまとめる前にすべきこと

まとめるためにはまず事象に対して自分の認知がどれほどのものかを知る必要があります。知っている、理解している、説明できるの間には大きな開きがあります。まずは認知段階を知り、その段階を上位に持っていく。つまり自分の中で『まとめる』ためには、事前に事象に対する知識や経験を深める必要があるのです。

考えを深めていくためにすべきこと

知識や経験を深めるためには、事象について詳しく読む、聞くだけでは不十分です。頭の中は、インプットだけでは整理されません。インプットのみに偏ると受け売り、二番煎じになり、考えも深まりません。重要なのは、読む、聞くに加えて書く、話すを行うことです。インプット~アウトプットを繰り返すことで、自分の認識が公に認められる形になっているのかが確認できます。

まとまらない考えをうまくまとめる方法

古代ギリシアの賢人、ソクラテスも、「自分は知らないということを知っている」という姿勢が大切だと説いています。そして、考えを深めるために問答や対話を積極的に繰り返してインプット~アウトプットを行っています。相手を捕まえるのが恥ずかしい、難しいなら、自分頭の中で禅問答など自問自答を繰り返すという方法もあります。思考をまとめ、深めていくためにはこの思考の出し入れが重要なのです。

人に何かを教えることはできない。ただ、その人が自分の中に何かを見つけるのを手助けすることはできる。 ガリレオ