sadadadの読書日記

読書した本のまとめ、読後所感、考えたこと



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人に影響を受けやすい人が影響を与えられる人になるためにすべきこと

世の中には「影響を受けやすい人」がいます。読んだ本や、付き合う人によって、価値観や考え方も、コロコロと変わる。なぜ、強く影響を受けるのでしょうか。それはミラーニューロンが関係していると言われています。ミラーニューロンは、「共感細胞」や「物マネ細胞」とも呼ばれています。目の前で起きたことを自分の頭の中で繰り返したり、順を追って理解せずとも大枠で理解したり、相手の気持ちを汲み取ったりするのに重要な役割を果たしており、他人からの影響を自分のものとして感じているのはこのミラーニューロンが大きく影響しているのです。



ミラーニューロンがあなたを救う!- 人に支配されない脳をつくる4つの実践テクニック -

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他人からの影響は妨げられない

ミラーニューロンの働きにより他人からの影響を防ぐことはできません。感じるの自らの意思で妨げることは極めて難しいのです。他人からの影響を妨げることができないということは、いい影響であれ、悪い影響であれすべて何らかの形で自分に取り込まれるということでもあります。であるならば、自分に対する影響をどのように管理するかが重要になるのです。

影響は取り込む人の器を超えられない

また、ミラーニューロンは喜怒哀楽等の感情を強く意識すればするほど強化されます。イヤイヤながら繰り返すよりも、自ら望んで取り組んだ方が自らのものにしやすいのは、ミラーニューロンをうまく活用できているか否かの違いです。他人からの影響をうまく取り込むためには、自らの感情をコントロールし、あるがままを受け入れられる自分という器の大きさも重要なのです。

影響を与えられる人になるためにすべきこと

よき環境に身をおき、自らの感情をうまくコントロールすることが出来るようになれば、自然と自分は磨かれていきます。そして、ある一定の域にまで達すれば、今度は自らが良き環境を作り出していくことができるようになります。自分のみらず他人にとっても、良い環境を作り出せば自分の周りには、さらに良い影響が集まってくるようになります。そんな良い循環ができるようになれば、すでにあなたはよい影響を与えられる人になっているはずです。

善き人々の最大の影響は、彼らが去った後に感じられる。

エマーソン