sadadadの読書日記

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毎日の忙しさから解放されるために知っておくべき3つのキーワード

何時も何かしら多忙感を感じている人も多いと思います。そんな『忙しさ』は誰に対しても望ましいものではありません。しかし、忙しさに対して受身になり、耐え忍び、誰かの救いを待っていても、望むように改善されることはほとんどありません。少しでも忙しさから解放されたいなら、忙しさに対して何らかの形で積極的に取り組む必要があります。では、どのように取り組めばいいのでしょうか。

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1 忙しさはどこで生まれているのか。

忙しいといっている人は、自分の中で物事が整理できていません。整理できていないがゆえに行為全般に無駄が多く建設的でないのです。また、手順、配置、コミュニケーションに至るまで、前例、周囲に縛られて忙しさを解消する行動を自ら規制し、建設的に取り組めていません。環境が変化してきているにもかかわらず、自分、そして過去、周囲等、『いままで通り』に依存し、こだわっている時点で忙しさは解消されることはないのです。

2 いままで通りを追求して得られるもの

忙しさが際限なく増えていくのは、目的達成することよりも、目的にいたる手段、手法にこだわっているからです。目的達成に必要のない忙しさは誰の利益にもなりません。こだわりを追求しても得られるものは自己満足だけだということを認識する必要があります。
偽りの忙しさは、本当の忙しさに変えていく必要があります。変えることに対しての抵抗する理由はどこにもありません。

3 忙しさを解放する3つの方法

偽りの忙しさを解消するには、行為を可視化することが必要です。そもそも、やるに値するものなのか。やるにしても別の方法はないのか。重複している部分やまとめて処理できる部分がないのか。スケジュールを見直してみるだけでも時間的に短縮できる部分があることに気づくはずです。自分が感じている忙しさは本物なのか。、こだわるなら目的達成のために「こだわらないこと」にこだわった方が建設的なのです。

★毎日の忙しさから解放されるために知っておくべき3つのキーワード

ながら

『ながら』を探す癖をつけて機会がある度に実行すれば少しずつ忙しいと思っていた時間を削っていけます。メール確認しながら出勤したり、英会話を聞きながらジョギングしたり、洗濯機を回しながら料理をしたりと、重ねてできることは実は結構あります。

ついで

自分のタスクを場所単位でくくりつけて、『ついで』を利用することで、移動という結構大きな無駄なコストを省くことができます。何かをするときには場所という概念が常につきまといます。違うタスクをまとめて用事を済ませることで導線の往復にかかる負担を削ることができます。

あいま

気になるニュースやブログの確認や、記事や英単語の記憶、仕事のスケジュール管理等、移動中や休憩中などの時間的な『あいま』を利用しましょう。時間には必ずスキマが生じてしまうものです。何もしていないスキマ時間に、収まるタスクは結構沢山あるものです。

こだわると、見えるはずのものが見えなくなる。
深田純子