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sadadadの読書日記

読書した本のまとめ、読後所感、考えたこと



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情報に左右される6つの特性と、左右されないためにすべき3つのこと

現代は情報媒体の多様化により装置さえあれば情報はすぐに手に入ります。しかし、情報を発信する側については玉石混合ですので、信頼の置けるフィルタの役割を果たすものがない限り、どの情報にどのくらいの信頼がおけるのかが非常に分かりにくい状況でもあります。そんな情報の信憑性については自分に直接的に関係していると思われるもの以外、いちいち吟味している手間暇がある人はあまりいません。今の時代、必要なのは何より情報を選択する力が、なにより求められるのだと思います。

U理論――過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術

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  • 作者: C オットーシャーマー,C Otto Scharmer,中土井僚,由佐美加子
  • 出版社/メーカー: 英治出版
  • 発売日: 2010/11/16
  • メディア: 単行本
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1 情報に左右される人達

情報を選択するためには「基準」が必要です。基準が曖昧であったり、意識されなければ、何を根拠に判断するのかがあやふやになってしまいます。ちょっとした情報でも、あらぬ方向に流されてしまうのは、基準を持たないからに他なりません。基準を持たない人を踊らせるのは簡単です。『やっぱりそうすべきだよ』、『みんなそうしているから』、『そうしない理由はないよね』などという安易な基準で取り囲むだけで行動を促すことができますし、加えて様々な行動心理をくすぐれば、本当に無意識に身体が動いてしまうからです。

2 情報に左右される6つの特性

人間が行動するためには行動する動機が必要です。そんな動機は行動心理の分野で研究されています。これを利用すれば、意図せずに人を操ることができるといっても過言ではありません。特に、以下の6つの心理は人間の本質に係わる部分を突いていますので、単体でも効果的ですが、組み合わせることでより効果を高めることができます。

  • 1 返報性:無意識に反応してしまう特性

刷り込みをするため何度も同じ情報を繰り返し植え付ける。

  • 2 一貫性:プライドやこだわりを持つ特性

耳障りの良いフレーズを使って、プライドやこだわりをくすぐる。

  • 3 類似性:不安なとき周囲と似た行動をとる特性

時代の趨勢を語り、取り残されることに対する不安を煽る。

  • 4 趣向性:趣味趣向があれば基準を甘くする特性

都合のいい事柄を強調し、都合が悪い事柄を矮小化し隠蔽する。

  • 5 従属性:権威には疑問を持たないという特性

権威を用いて意見を正当化させ、第三者を使って証言させる。

  • 6 希少性:レアなものだと価値が上がったように感じる特性

一部だけしか知らないという優越感を持たせて、情報の価値を上げる。

3 情報に左右されないためにすべき3つのこと

  • 1 自分に必要な情報が何かを知っておく

偏向情報に惑わされないためには情報は自分に必要な情報を、必要なだけ得ることです。すべてに、おいて信頼度の高い情報を手に入れることは費用も労力も掛かります。ですから、まずは自分がどのような情報が欲しいのかを自分の中で精査しておくことです。不必要な情報はノイズになるだけで、本当に必要な情報を見えにくくしてしまうだけです。

  • 2 信憑性を確かめやすくしておく

自分にとって必要な情報が精査されていれば、その情報に対する信頼度を確保するためにすべきことも絞り込むことができます。事前に、できる限り信頼のおける情報源を確保しておくこともできればイザという時にも困ることはありません。また最近では情報技術の発達により、玉石混合の中から、情報源を手繰り寄せることもできるようになってきています。新規のモノについても信憑性は比較検討することで、ある程度担保できるはずです。

  • 3 判断を他人に委ねない

情報は判断して行動するために集めるものです。いくら信頼のおける情報でも、他人の判断に基づいて行動してしまっては、情報には左右されないものの、他人に左右されるだけです。専門性がなければ、正確な情報を得ようとも正確な判断はできないと思いがちですが、何をすべきかの判断はやはり自分で為されなければ自分の行動に責任を持つことができません。「何をすればいいのか分かりません」「言われたとおりにやりました」「私に責任はありません」「なんとかしてください」で、得をするのは誰なのでしょうか。よくよく考えてみる必要はありそうです。


真に問題意識があれば、真の情報は自然に頭のなかにはいってきます。
邱永漢

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