sadadadの読書日記

読書した本のまとめ、読後所感、考えたこと



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考えるべきは疲れる前に息を休めること

当たり前ですが、人が生きるためには常に呼吸をしなければなりません。この呼吸に異常が発生すれば体全体に支障をきたすことは容易に想像できます。しかしながら、呼吸が乱れていることに自分から気づく人はあまりいません。呼吸は重要であるがゆえに無意識で行われていますが、その代償として異常が発生したときには目が向きにくいものになっているのです。呼吸は生命維持活動だけを行っているわけではなく、体全体のポテンシャルを左右する大きな役割を果たしています。焦ったとき、動揺したとき、まずは目を向けるべきは呼吸なのだということを声を大きくして伝えたいと思います。

パワー・オブ・レスト 究極の休息術

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1 1分間に何回呼吸しているか知っていますか

普通の人は1分間に15回前後呼吸します。不安に駆られるとこの回数が増えます。そして無意識のうちに呼吸が浅くなります。そのほかにもイライラしているとき、焦っているときも同様に呼吸が浅くなります。呼吸が浅くなれば、吸い込む酸素の量が減り、体に取り込むはずの酸素が欠乏します。呼吸が浅くなれば、だんだん息苦しくなってきます。ますます体の調子が悪くなり、この酸素を賄えなくなれば、頭が回らなくなり、倦怠感が襲ってきます。それが原因であらぬ動揺をしてしまうこともあるのです。イライラがイライラを、焦りが焦りを、緊張が緊張を呼ぶ負のスパイラルにはまり込まないようにするためには、まずは自分の呼吸がどうなっているのかを確かめる必要があるのです。

2 呼吸を整える簡単な方法

動揺しているときほど自分の呼吸に目を向けることは難しいです。緊張を強いられて正常な呼吸が失われがちな時は、まずは自分の呼吸がどうなっているのかを確かめることがなにより先決だと思います。人の体の構造上、短い時間で一気に吸うことは難しく、一気に吸い込もうとするとどうしても呼吸が浅くなってしまうように出来ています。ですから、まず考えるべきは「吸うことではなく吐くこと」なのです。強く大きく吐き出せば、当然ゆっくり吸い込むことができます。吸うことよりも吐くことを意識した方がより沢山の酸素を取り込むことができることを覚えておきましょう。そして、深くゆっくり呼吸をすることで、酸素の摂取量を上げて、まずは普段の自分を取り戻すことがなによりの優先事項です。

3 呼吸を整えることで得られる二次的効能

呼吸と自律神経は深い関係にあります。浅く早い呼吸は交感神経を刺激して緊張が増します。深くゆっくりとした呼吸は副交感神経がスムーズさせリラックスさせます。呼吸法は座禅やヨガなどでもよく用いられますが、このような呼吸と自律神経に仕組みを利用しています。意識して息を整えることで心身の状態もコントロールすることができるようになるのです。例として簡単な呼吸法である「腹式呼吸法」を紹介いたします。『下腹』を膨らませたり引っ込ませたりすることで、『腹圧』により深さやリズムを整える呼吸法です。

★複式呼吸法

  • 1 お腹を膨らませるように鼻からゆっくり息を吸う
  • 2 数秒、息を止める
  • 3 お腹をへこませるように鼻からゆっくり息を吐く
  • 4 1に戻って繰り返す

呼吸が上手にできればいつでも自己を安定させることができます。自律神経の中でコントロールできるのは呼吸だけです。呼吸法は心身を調整する最も簡単で有効な方法です。


疲労と悩みとを予防する第一の鉄則
「たびたび休養すること、疲れる前に休息せよ」
デール・カーネギー

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