sadadadの読書日記

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自己分析することでしか根本的な不安は解消できない

先が見えにくい時代ですから、安心、安全、安定を選択する人が増えてきてもおかしくはありません。しかし、それらを求めるために支払うツケはどのくらいになるのかは知っておく必要があります。安心、安全、安定を求めることは、不確実性を排し、変化を忌み嫌うことです。身体を壊すまで働き、精神を病んでしまうのは、不安定なものを無理に維持しようとしているツケなのです。

パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学

パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学

1 不安の原因は持っているものを失うこと

不安の原因は持っているものを失うことからきています。失わないために奔走して疲弊し、心も体も蝕むのは、持っているものが多すぎるからに他なりません。無理に持つことは、見せ掛けの自分を繕うことにしかなりません。本来の自分にあったサイズになるまで捨てられるだけ捨ててしまえば、持っていること自体が負担になることはありません。そして、不安になることはないのです。健康な心や体の安寧を得るためには、まず適正な自分になることが重要なのです。

2 自分に適正なサイズを知るために

そんな適正な自分を知るためには、引き算の発想では生まれません。捨てることに対しては「ためらい」が生じるからです。そんな「捨てるためらい」より「拾う苦労」です。まずは最低限の衣食住をベースにして、自分に必要なものを積み上げましょう。足し算の発想は、それぞれの積み上げたものの必要度を吟味することができます。そして、適正なサイズを保つために、定期的に自分に必要なものを棚卸をしましょう。自分のサイズを維持することは健康な心や体を維持するためには必須のことです。

3 足るを知ればいつでも安定することができる

適正なサイズでない人は攻めや守り一辺倒になりがちで、無駄な動きが多く、常に不安を抱えています。一方で、適正なサイズな人はすぐに攻守の切り替えが効き、状況に合わせてサッと動けますし、無駄が少ないだけでなく、不安もありません。つまり、安心、安全、安定を得るためには適正なサイズであることがなにより重要なのです。まずは不必要なものを捨てるために、本当に必要なものをゼロベースで積み上げてみましょう。そうすれば、必ず本当の自分に適正なサイズが見えてくるはずです。足るを知る人は安定しています。根本的に不安を解消するためには、安定している基盤自体をを強靭にしていくことに他ならないのです。


欲望は、いくら満たしても足りない。
欲望は限定することの方が足るものである。
メレ

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