sadadadの読書日記

読書した本のまとめ、読後所感、考えたこと



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否定表現を無くせば世界は変わる

自分の考えに拘ることを「我」といいます。「でも」、「だけど」という言葉は、その「我」からでてきます。そんな我にこだわっていては何も変えることができません。同じことを繰り返すのはその「我」が影響しているのです。少しでも身の回りを変えたいなら、まずなにより、その我を捨てなければなりません。捨てられないにしても、一旦横においておくべきです。そうしない限り、自分は変わらない=周りは変わらないのです。

斎藤一人の道は開ける (PHP文庫)

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1 我を捨てる簡単な方法

素直な気持ちになるだけでいいのです。そうするだけで、自分の中の我が消えていきます。これが、なかなか難しいのです。自分の拘っている部分には必ず自分の理由があります。その理由は、いままで自分の築いてきたプライドや、信念が強固に作り上げてきたものです。しかし、そんな拘っている理由は自分にしか存在しません。たとえ、そんな理由を捨てようが、変えようが周りの人は一向に気にしないことにまず気が付かなければならないのです。

2 素直でない人は伸びない

人を批判して粗探しする人と、素直な人ではどちらが伸びるでしょうか。前者は自分が勝っている部分を人は探したがります。しかし、それを探したところで自己満足して終わるだけです。それでは、永遠に自分の殻を打ち破ることはできません。一方で、素直な人は自分が劣っている部分に目を向けます。相手の良いところを探して自分の劣っている部分を改善しようとするのです。素直であれば、誰でも教師にすることができ、どんな人からも学ぶことができます。どちらが伸びるかは明白です。

3 批判は自分を小さくする理由

人は批判するたびに、粗探しをするたびに小さくなります。相手を蔑んで自己満足に陥ることには何の意味も無いからです。それではいつまでたっても進歩しません。劣等感を誤魔化すためだけに、欠点を探す人が成長するはずがないのです。素直にいいところを学んで自分に生かすことが出来れば、誰もがよりよい自分になれるのですから、相手の良いところを盗める人の方が成長するのは当たり前なのです。

4 考えるべきは自分に何ができるか

言い訳は誰にでもできます。ただ、自分に対する言い訳をしていては変わることはできません。自分さえその気になれば、いつでも変わることができるのです。自分に何をしてくれるかではなく、自分に何ができるか。それを考え続けた人に成長できる資格はあるのです。学んだことを自ら実践していくことで、周囲もそれを見習います。習得するかどうかは別にしても何らかの影響は必ずあるはずです。自分が変われば周囲も変わり始めるのです。いずれにせよ、自分に対する信頼は上がってきます。信頼が上がってくれば自分に対する評価もついてきます。評価されれば、人の見る目は必ず変わってくるのです。

5 否定表現を無くせば世界は変わる

人生がんばっていても認められなかったり、否定されたりするものです。だからといって、後ろを向いていて呟いていては、いつまでたっても変わりません。前を向いて素直に実直に取り組み続けることでしか世界は変わりません。できないことをやる必要はありません。できないことをやろうとすれば必ず苦しくなります。そうではなく、いまできることをひたすら続けていく。そうすれば、いつしかできないことでもできるようになっていくものです。できることが増えてくれば、周囲は変わり始めます。でも、だけど、さえなくなれば世界は簡単に変えられるのです。


新年明けましておめでとうございます。
今年も皆様にとって新しい自分に出会えることをお祈りしております。
sadadad54


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