sadadadの読書日記

読書した本のまとめ、読後所感、考えたこと



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すっぱい葡萄は食べれば分かる

普通に暮らしていても様々な課題、問題に直面することは良くあることです。一時的にその場しのぎで文句を言ったり、自分に言い訳をすれば、そのときはストレスを回避できるかもしれませんが、根本的な状況が変わるわけではありません。いつまでも目の前に課題が鎮座し、その環境が変わらなければ自分を騙しきれなくなります。そのうち文句をいう声も細くなり、言い訳は効力を失います。そうなれば酸っぱいブドウのお話のように負の感情だけが延々と募っていくことになるのです。


7つの習慣―成功には原則があった!

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食べられない理由を問うことは許されない

できない理由を探してくる人から不幸の種を取り除いてしまえば、言い訳できる場所がなくなります。彼らは逃げ場がなくなってしまうことを恐れています。具体的な解決案を提示しても、拒否反応を示して、問題そのものの大きさに対して無力な自分を誰かに認めてもらうこと自体が目的になっているのです。ですから、解決策を提案しても彼らが承諾するはずがないのです。無理に解決しようとすれば、自己愛の感情を逆なでされたことで抵抗してきます。結局、本人が変わろうとする意志がなければ、何をしても無駄なのかもしれません。

感情は複利で膨れ上がる

自分はがんばっているが認められない、自分の主張は正しいが受け入れられない、自分のやり方をなぜ理解してもらえない。周囲のせいで自分がダメになっている。言い訳を重ねる人は自分に嘘をつき続けることになります。感情は抑圧されれば必ず外側に対して攻撃的になります。欲求不満のはけ口は周囲に対する八つ当たり等で表現されます。しかし、そのような安直な不満解消をしたところで何も変わりはしません。そして無力感を募らせる一方で、恨み嫉み妬みの感情を作り上げ、膨れ上がらせます。感情には利子が付きます。しかも思い込みによる刷り込み効果は複利です。何度も難度も繰り返し自分の感情を繕いながら、負の感情を限界まで膨れ上がらせるのです。

感情の向いている先は自分が決めている

そのような感情の負のスパイラルを解消して正のスパイラルに乗せるために何をすべきかなのでしょうか。答えは「葡萄を食べること」です。手が届かくとも、葡萄は甘くて美味しいということを素直に受け止めることです。負の感情を解消するために自分に嘘をついて逃げる努力させるのではなく、現実的に葡萄を手にするように向かう努力をすることです。そうすれば、いつしかその努力が実り、本当に実力で葡萄を食べることができるようになります。向いている方向を変えさせる、考え方を変えさせるだけですべては変わり始めるのです。

すっぱい葡萄は食べれば分かる

誰にとっても文句をいったり言い訳することは簡単にできます。しかし、それでは一時的に納得するかもしれませんが、不満は内側に閉じ込められたままになります。解消できる力が身に付く訳ではありませんし、イライラする感情を永遠に持ち続けなければなりません。意識して文句や言い訳をしないようにすると、どんなことに対しても建設的になれます。自分がどう動けばよかったのかという考えが自然と出てきますので、葡萄を食べるための実力は鰻上りについていきます。どれだけ自分に向き合って行動するか。将来を決めるのはそれだけだと思います。


聞かれなければ言わないことが「理由」、聞かれていないのに言わないと気が済まないのが「言いわけ」

ちきりん

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