sadadadの読書日記

読書した本のまとめ、読後所感、考えたこと



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考えるべきは持たなくてもいい仕組み


ものが無い時代は「たくさん有ること=豊かなこと」でした。しかし、最近では都市化が進んでいるため狭いところに沢山のものが溢れ変える時代になってしまいました。窮屈な場所をさらに埋め尽くすようなものは邪魔でしかありませんし、そのようなものが自分を覆い隠すようにもなっています。ものが溢れている現代においては、たくさん有ることは、むしろ暮らしを、そして自分を貧しくしているといっても過言ではありません。所有することに対する価値感が変わらない限り、この貧しさからは永遠に脱することができないのかもしれません。

貧乏はお金持ち──「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

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選択と集中の意味

ものが溢れ変えるのは必要なものが選択されていないからに過ぎません。「選択と集中」は「何かを選択して、何かに集中する」と思っている人が結構多いと思いますが、厳密に「選択と集中」の意味するところは、「しないことを決めること」です。持つ持たないの選択は物の数が増えれば増えるほど悩むものです。持ったほうがいいを選択していくとズルズルとものが増えていきます。一方、持たないことを決めるとその選択肢そのものを確実に削っていくことができます。「持たないことを決める」というのは、『持たなくてもいいようにする』ことです。『持たなくてもいい仕組み』を作ることができれば、『今』持っている必要性が無くなって来ます。

持たなくてもいい仕組みを支えるもの

ものを所有するということは、資産を固定化するということです。所有されてもモノが活用されなければ、使ったはずであろう人が使えない機会損失になり、社会全体でみるとかなり大きなロスにつながります。現在では、そのようなロスを低減することができる流通網は十分に発達しています。そして巨大なバックヤードとして、さまなざまお届けサービスやレンタルサービスが充実しています。必要なモノは必要なときに利用するといったスタイルは既に可能な時代なのです。

何処にものがあることだけを知ればいい

買い物難民などは買い物する知識がない難民のことに他なりません。利便性を使いこなすだけの知識の情報が無いだけなのだと思います。アマゾンだけじゃない!“送料無料”で利用できる通販サイトを集めてみた - はてなブックマークニュース はてなブックマーク - アマゾンだけじゃない!“送料無料”で利用できる通販サイトを集めてみた - はてなブックマークニュースにもあるとおり、送料無料のお届けサービスや、らでぃっしゅぼーや 有機野菜・低農薬野菜、無添加食品の会員制宅配サービス生協の宅配「コープデリ」・「おうちコープ」等の食品宅配もあります。消費のスタイルを変えるだけで大きく身の回りは変えることができるのです。ものは使ってこそ価値があります。使うために買ったものを使わずにしまっておくことこそ『もったいない』のです。形あるものは必ず壊れます。流動性を上げ活用を促進していくことこそが、いたずらにモノを増やすことに対する最大の防止策になるのです。

イノベーションは破壊と創造を必要とする

リカードの比較優位の原理にあるとおり、『自分の比較優位を持つ生産に特化し、他が生産する財を消費することで、それぞれがより多くの富を得ることができる』という考えに基づけば、溜め込む暮らしよりも持たない暮らしの方が有利なような気がします。沢山の持っているとそれだけで動きが鈍くなりますし、管理に時間や資源を投入させられることを考えれば、自分の生産力を鈍らせることにもつながります。何を持つかを決めて、持たなくてもいい仕組みを追求していけば、本当の自分に必要なものが見えてきます。徒手空拳の何も持たない自分を浮き彫りにすることは本当の自分を見つめることにも繋がります。あなたはデコらない自分に耐えられるでしょうか。


自己の所有以上を望まぬ者は富者なり
キケロ

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