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sadadadの読書日記

読書した本のまとめ、読後所感、考えたこと



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大人と子供のメリットデメリット

若年者を子ども扱いして『任せない』状態はいつの時代も存在しています。責任と権利の委譲が進まなければ、いつまで経っても子供は大人にならず、逆に大人は子供の分の責任だけ引き受けざるを得ない状況になります。責任に耐えかねた大人は責任を放棄し、無責任に陥り誰も責任を引き受けず権利だけ主張するようになります。そういった状態をみた子供はますます大人になることをためらうという悪循環に陥ります。

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

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1 いつまでも子供の大人もいれば、すでに大人といえる子供もいる

若いという言葉には年齢による分類だけではなく、未熟という意味も含まれています。現在は成人が20歳と定められていますが、江戸時代では成人を表す元服は13歳でした。そういった法律による年齢の区切りはあるものの、実際には人はそれぞれ異なったペースで人としての成熟度を重ねていきます。いわゆる一人前と認められるのはその社会が要求する水準もありますし、求められる要素も異なります。大人と子供も区別は年齢だけで決めるのは不可能なのかもしれません。

2 子供であることのメリットデメリット

子供なら泣けば大人はたいてい免除してくれますので、子供は「子供」であることを利用すれば免責にすることができます。ただし、責任が伴わない権利はありません。子供は従うか、拒絶するかでしか反応することができません。つまり、責任から逃げる行為は隷属を意味するのです。いつまでも大人になれない子供は、常に自分以外のものに左右され続け、思い通りにならない現実の中でしか暮らすことができません。

3 大人であることのメリットデメリット

大人の場合、そんな免責はありません。子供な大人でも社会的に責任を取らされることになります。しかし、責任を引き受けることは、自分の手でコントロールすることが出来るものが増えることでもあります。子供と違って免責がない大人は信用を生むことができるのです。その信用をお金や権利に変えて自分の思い通りになる現実を作ることができるようになるのです。

4 大人は課せられた義務感や競争意識ではなく、自らの納得感で動く

最近、責任と権利のバランスが崩れてきています。権利を持たずに責任を引き受ける人が損をして、責任を伴わずに権利を主張する人が得をする。そんな無責任社会が子供を増やしている大きな原因になっています。責任から逃げ回っていては成長する機会を失い続けているのと同じです。責任と権利のバランスを是正することはもちろんのこと、年齢に拠らずに自ら責任を引き受ける人には権利を与えて大人を経験させていくようにする。逆に年齢に拠らずに自ら責任を引き受けない人には権利を奪って子供扱いする。子供の数を減らして大人の数を増やしていけば、一人当たりの負担も下がってきます。考えるべきは不合理の是正なのだと思います。


学ぶには年を取り過ぎている人は、おそらく常にそうだったのだろう。
ヘンリー・ハスキン

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